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CL 決勝トーナメント1回戦 1stLeg リバプール対バイエルン

スコアレスはよかったのか悪かったのか

ダイク不在でも粘った守備陣 

 勝負はセカンドレグへ 

決勝トーナメントスタート

 

待ちに待った決勝トーナメントです。

相手はドイツ王者バイエルン・ミュンヘン。決勝トーナメント1回戦屈指の好カードです。

リバプールはマルベーリャでのキャンプを終え万全の状態でこのゲームを迎えています。

対するバイエルンは週末もゲームを行っており、アウクスブルグとのアウェーゲームを2-3で勝利。

指揮官ニコ・コバチは試合後の会見で、「全てにおいて改善が必要」とリバプール戦に向けては不安要素が多いと語っています。

お互いに負傷者や出場停止の選手を抱える中、どんなメンバーをチョイスしたのか。

まずはスタメンから見ていきましょう!

 

スターティングイレブン

 

ドイツ王者に対してクロップがチョイスした11人はこのメンバー。

GKアリソン。

最終ラインはアーノルド、ファビーニョ、マティプ、ロバートソン。

やはりロヴレンは間に合わず。

CBコンビはマティプとファビーニョです。

中盤は逆三角系の3枚。

アンカーにはワイナルドゥムか。

インサイドにヘンダーソンとケイタです。

ケイタをスタメンで使ってきましたね

ここ最近パフォーマンスを上げてきているだけに、大一番での結果が求められますね。

バイエルンとは対戦経験のあるケイタですから、期待したいですね。

フロントスリーはおなじみマネ、フィルミーノ、サラー。

体調不良で出場が微妙と言われていたフィルミーノも間に合いました。

これはほんとに安心です。

彼がいるいないではかなり変わってきますからね。

ベンチにはミルナー、シャキリ、ララーナ、オリギ、スタリッジ。

攻撃的なカードがずらっと並んでいます。

 

対するバイエルンのメンバー

 

システムはリバプールと同じ4-3-3。

GKノイアー。

最終ラインはキミッヒ、ズーレ、フンメルス、アラバ。

中盤はアンカーにハビ・マルティネス、チアゴ、ハメス・ロドリゲス。

3トップはニャブリ、コマン、レヴァンドフスキです。

ミュラーは出場停止。

リベリーはベンチスタート。

ロッベン、ボアテング、ゴレツカなどがケガで離脱中。

やはり良いメンバーがそろっています!

 

さぁどういうゲームになるでしょうか。

 

ファーストハーフ

 

CLのアンセムをかき消すほどのYNWA。

スタジアムの雰囲気も最高です。

リバプールのキックオフで始まったゲームは立ち上がりから激しい攻防。

リバプールはやはりフィルミーノが効いており、彼の神出鬼没なポストプレーからチャンスが生まれています。

さらにケイタの推進力も際立っています。

バイエルンがかけるプレスも掻い潜るケイタのドリブルは局面をしっかり打開しています。

対するバイエルンは最前線のレヴァンドフスキがファビーニョの前に立ち確実にボールを収めてきます。

また中盤のチアゴがボールを上手く動かしており、左のコマン右のニャブリの単独突破も強烈です。

リバプールは自陣でのパスミスが多く、自滅に近い形でピンチを作ってしまっています。

この微妙なズレは後半しっかりアジャストしたいですね。

前半のスコアは0-0。

まさに息の詰まるような45分でしたが、リバプールとしては先制点が欲しいですね。

マネ、サラーも調子が良さそうに見えますから、後はフィニッシュのところですね!

 

セカンドハーフ

 

セカンドハーフ主導権を握ったのはリバプール

ボールを握ってバイエルンゴールに向かいます。

しかしバイエルン守備陣は固い。

崩しの部分までは持っていけますが、最後のシュートのところまではやらせてもらえません。

後半もフィルミーノ、ケイタがよく攻撃に絡んでいます。

後半はレヴァンドフスキにもしっかりアプローチが出来ていますので、ボールを回収できています。

なかなかゴールをわることができないリバプールは76分に2枚替え。

ケイタに代えてミルナー。

フィルミーノに代えてオリギです。

フィルミーノは90分やりきるコンディションではなかったのでしょうか。

交代で入ったオリギはなかなか試合に入ることができていません。

バイエルンもハメスに代えてレナト・サンチェス。

コマンに代えてリベリーと最後までゴールを奪う采配を見せますが、結局スコアは動かず。

リバプールは攻め続けましたが、ノイアーを脅かすシーンはほとんど作れませんでした。

 

総括

 

0-0というスコアをどう見るか。

得点を奪いたいゲームではありましたが、マティプ、ファビーニョのCBコンビでよくぞ0に抑えてくれたと思います。

危険なシーンも何度かありましたが、ファビーニョの冷静な対応もありましたし、マティプも最後までよく守りきりました。

 

攻撃面では明らかにケイタの存在が際立つようになっていて、ポジティブな要素が多かったと思います。

またこの試合では重要な役割が課されていたヘンダーソンもカバーリングを怠らず、攻撃の芽を摘み続けました。

 

バイエルンの守備も相当良かったですね。

ハビ・マルティネス、フンメルスに最後まで守りきられてしまいました。

これは相手を褒めるしかありません。

 

セカンドレグの舞台はアリアンツ・アレーナ。

アンフィールド同様、アウェーチームとしては非常に戦いづらいスタジアムですが、ノーゴールで終わったことより、無失点で終えたことをプラスに考えましょう。

敵地でゴールを奪うことができれば、優位に立つのはこちらです。

それにファン・ダイクも戻ってきますから、守備に関してはよりソリッドになるでしょう。

 

まずはファーストレグ、前評判にたがわず最高の90分間でした。

セカンドレグもそれに期待し、ベスト8へ駒を進めましょう!